この記事ではモンソニア・ムルチフィダの実生方法を初心者向けにご紹介します
年間100株ほどコーデックスやアガベの実生にチャレンジしている「あきボタ」がモンソニア・ムルチフィダの実生方法を初心者向けに1000文字程度で解説していきます。
【植物紹介】モンソニア・ムルチフィダとはどういう植物か
学名: | モンソニア・ムルチフィダSarcocaulon multifidum |
分類: | フウロソウ科サルコカウロン属 |
原産地: | 南アフリカ、ナミビア |
成長期: | 秋〜冬 |
実生方法について
準備物
- 植物の種子
- ハサミ:種子の不要部分の切断用
- 紙コップ:殺菌・発芽促進材に漬け込む時に使用
- ダコニール:要希釈殺菌剤
- メネデール:要希釈発芽促進剤(今回はブラックウォーターで代用)
【播種前の準備①】種子の茎部分の排除
画像1の種子が入っているサヤだけを残したいので、茎のような長い部分を切断し、画像2のような状態にします。
【播種前の準備2】種子をダコニールに3時間つけ置きして殺菌する
画像3のように、用意したコップ(紙でもプラスチック)に1000倍希釈したダコニールを入れて、その中にキッチンペーパーに包んだ種子を入れます。種子のみで入れると水に浮いてダコニールに浸からない場合があるため、しっかりキッチンペーパーに包んで、水分を吸わせてダコニール漬けを行い殺菌しましょう。
この作業は、発芽までのカビ予防のための重要な作業です。
【播種前の準備3】種子をメネデールに3時間つけ置きして発芽しやすくする
コップの液体をメネデールに入れ替えて、再度種子をつけ置きする。
発芽を促進させるための作業となります。
【播種前の準備4】播種用土を準備する
今回使用した用土は、N-PLANTさんの「グッドミックスソイル」を播種用の用土として使用しました。
【ゴール】準備した用土に播種をする
播種の準備は終了で、準備した用土に種子を植え付けてください。
わたしの環境で、播種後2週間ほどで下の写真のような状態になります。
まとめ
- サルコカウロン・ムルチフィズムの実生自体は難しくない
- 実生を始めるまでの準備が必要なので、根気が必要です
- 植物はかっこいいので現地株の購入も良いかもしれません
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