今回はMars Hydro TS-1000の使ってみた商品レビューとそのライトを使ってアガベを実際に育成してみた結果の記事となります
夏真っ盛りになり、35度超えの炎天下の外管理から屋内育成へ切り替える方もいらっしゃるのでないでしょうか。アガベを室内で育成する際、光量不足による成長の遅れが悩みの種となることがあります。そこで今回は、育成ライト『Mars Hydro TS-1000』を使用して、私のアガベ育成にどのような効果があったのか、その実際の体験をレビューします。
植物育成ライトのアガベ育成への必要性
- 悪天候が続く季節に光量が不足による徒長を防げる。
- 室内で育成する際の太陽に変わる光源になりえる
育成ライトMars Hydro TS-1000の性能はこちら
項目 | 詳細 |
製品名 | Mars Hydro TS-1000 |
消費電力 | 150W±5% |
PPFD値(距離45cm) | 743 μmol/m²/s |
カバー範囲 | 70cm x 70cm |
LEDチップ | サムスンLM301Bチップ |
スペクトル | 白色光+赤外線(660-665nm, 3200-4200K, 5200-6800K) |
寿命 | 50,000時間 |
冷却システム | アルミニウムヒートシンク、ファンレス設計 |
防水性 | IP65(防水防塵) |
植物との距離(推奨) | 45-60cm(開花期)、30-45cm(栄養期) |
重量 | 3.2kg |
価格(参考) | 約$140-$160(購入場所による) |
実際に育成ライトMars Hydro TS-1000を半年間使用してアガベにどう影響があったのか
あきボタのアガベ室内育成環境:
- ライトの設置場所は2段のステンレスラックの1段目
- 植物と育成ライトの距離は約25センチ(推奨の距離より近くに設置しています)
- 24時間サーキュレーターが回っている環境です。
※半年前はスポットライトタイプの育成ライトのアマテラスライトとヘリオスグリーンを使用していました。
Mars Hydro TS-1000を使ってアガベがどう変化したのか
育成ライトMars Hydro TS-1000の長所と短所
植物育成LEDライト比較(対象:アマテラスLEDライト)
項目 | Mars Hydro TS-1000 | アマテラスLED |
消費電力 | 150W | 20W |
PPFD値(距離45cm) | 743 μmol/m²/s | 406 μmol/m²/s |
カバー範囲 | 約70cm x 70cm | 約60cm x 60cm |
LEDチップ | サムスンLM301Bチップ | 独自設計LEDチップ |
スペクトル | 白色光+赤外線(660-665nm, 3200-4200K, 5200-6800K) | 5900K(太陽光に近い自然光スペクトル) |
育成ライトMars Hydro TS-1000をアガベ育成にお勧めする5つの理由
- アガベに必要な光量を十分与えられる
- スポットライトの育成ライトと比較し、照射範囲が広いため、1台でたくさんの植物に光を当てられる
- 調光機能付きなので、微妙な調整が可能
- 吊り下げ式なので、設置が簡単。ライティングレールが不要な点も楽ちん
- 実際、アガベの育成に効果が見られた
この記事のまとめ
総じて、『Mars Hydro TS-1000』はアガベの室内育成に最適な育成ライトです。調光機能や広範囲な照射能力により、室内でも健康的な成長をサポートします。光量不足に悩んでいる方には、ぜひおすすめします。
楽しい植物育成ライフを楽しみましょう。
植物育成ライトに関しては、こちらの記事も参考にしてください。
-
アガベ、ビカクシダ、コーデックス育成におすすめの植物育成LEDライト GL-T5 を使ってみた
2025/1/2
このようなお悩みを解決します! 植物ラックはあるけど、どの育成ライトを選べばいいのか分からない 新商品の植物育成LEDライト GL-T5 を検討しているが、いきなり購入するのは心配 現在、電球タイプの ...
-
【3分で分かる光の知識】植物に適したルクスとは?
このようなお悩みにお答えします。 今回はビカクシダやアガベ育成する上で必須知識の「光」をテーマに深掘りした「ルクス(Lux)」について初心者向けに解説していきます。 1. ルクス(Lux)とは ルクス ...