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【初心者向け】ビカクシダの特徴や育て方を分かり易く解説

あきボタさん

ビカクシダをお迎えしたけど、育て方が分からない。

このようなお悩みにお答えします。

今回はビカクシダってどんな植物なのかと私のおすすめの育て方を初心者向けに解説していきます。

ビカクシダを3年以上育てている私が、ビカクシダの特徴から育て方まで分かり易く解説します。

1. ビカクシダの特徴

科目シダ目ウラボシ科ビカクシダ
学名Platycerium
和名麋角羊歯

ポイント

ビカクシダの葉は大きく2種類に分かれます。

ビカクシダは胞子葉と貯水葉の2種類の葉が展開していく

根を包むように展開する。字の如く株の水分を貯める為の葉で、根本を丸く覆うタイプや上部に葉先を広げるタイプなどがあり、胞子葉ほど種類は無いが株ごとに特徴があるのもビカクシダの魅力の一つです。伸び始めは緑色をしているが、枯れた貯水葉は茶色に変色し、水分を保持する能力があります。

2. ビカクシダの育て方

3つのポイント

ビカクシダ栽培では下記の3つのポイントが基本となります。

  • 「光の当て方」
  • 「水やり」
  • 「温度」

①光の当て方

光を好むため、日当たりが良い場所に置きましょう。注意が必要なのは、西日や夏の強い日差しを浴びすぎると葉焼けの原因になるので注意が必要です。室内の管理の場合、植物育成LEDを使用すると生育が良く育ちます。

②水やり

水苔が乾いたら水苔から水が滴るくらいたっぷり水遣りを行いましょう。水苔の上か水遣りをし、水苔の下から水が漏れてくるまでたっぷり水を与えます。

③温度

生育温度は15℃〜25℃が最適です。冬は15℃を下回らないように、夏の35℃以上の高温にも注意が必要です。
低温・高温になった場合は、室内へ株を移動させると一年中成長を楽しめます。

3. アキぼたの育成環境

室内管理がメインとなります。夏・冬は室内ですが、気候が落ち着く春・夏はベランダ管理へと切り替えて育成を楽しんでいます。

1. 光の当て方

植物育成LEDを使用し、毎日8時間ずつ当てています。朝起きてLEDを点灯し、夜21時くらいに消灯をしています。
LEDの点灯・消灯時間は太陽のサイクルと合わせると自然のサイクルと合うので良いと思います。

LEDを使うときは、照射距離に注意しましょう。近すぎると葉焼けの原因になるので注意してください。
私は、株から40cmくらいの距離にしています。

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2. 水やり

ビカクシダの水やりのタイミングは春・秋は1週間に一回、夏は3日に一回、水苔が乾いたタイミングで行っています。
日にちは目安で、基本的には水苔が乾いたタイミングで水やりをします。
水やり方法は胞子葉に水がかからないよう、水苔の上からジョウロで水をやって、水苔の下から溢れ出し、水苔全体が濡れるように行います。

私は水苔が乾いたかどうかを判断するとき、株を持った時の重さで判断しています。
水苔の中が乾いているかどうか分からないので、見た目じゃなく重さで考えると良いですよ。

3. 温度管理

室内管理なので、人間が住む温度での管理となっています。
基本エアコンで温度管理されているため、15℃から27℃くらいでサーキュレーターを24時間回して風を送っています。

室内だと空気が動かないため、サーキュレーターで空気を回すのは必須です。空気が回っていない環境で育成をしているとカイガラムシが発生したり、病気になったりと株にとって悪影響が出るので空気を回すのはとても大切です。

まとめ

まとめポイント

  • 直射日光を当てすぎず、屋外の場合は遮光、室内管理の場合は植物育成ライトを使うとよく育ちます。
  • 水やりは水苔が乾いたらたっぷり
  • 温度は15℃ 〜 25℃が育成には最適

以上がビカクシダの特徴や育て方についての簡単な紹介でした。これらのポイントに気を配りながら育てていけば、美しいビカクシダを育てることができるでしょう。育てるのが初めての方でも、ぜひチャレンジしてみてください。

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